2010 年06 月22 日
どうして子宮頸がんになるの?
今週のAfternoon CruiseとFROM K!では 16時台に「WOMEN’S AID 子宮頸がん予防キャンペーン
supported by グラクソ・スミスクライン」
というコーナーをオンエアしています。
今日もオンエアした内容を紹介しましょう。
テーマは【どうして子宮頸がんになるの?】です。
女性にしかない特別な臓器の1つ「子宮」。
その入り口付近、「子宮頸部」にできる「がん」が、「子宮頸がん」。
性交渉の経験がある女性なら、
誰もがリスクを抱えていて、
年齢的には20代後半から30代が発症のピーク。
…近年は増加傾向にあると言われています。
その原因は、ほぼ100%、「ヒトパピローマウイルス」、「HPV」の感染。
「HPV」は、人間の皮膚や粘膜に存在する、
ごくありふれた誰もが持っているウイルスで、
種類は100以上ありますが、
「子宮頸がん」の原因となるのは、
そのうちの15種類ほど。
これらは「発がん性HPV」と呼ばれています。
「発がん性HPV」の子宮頸部への感染は、
多くの場合、性交渉によると考えられています。
「発がん性HPV」は、
女性のおよそ80%が一生に一度は感染しているとの報告があるほど、
とてもありふれたウイルス。
当然、パートナーが1人の場合でも、
「発がん性HPV」に感染する可能性はあります。
ですから「子宮頸がん」はパートナーが多いとか
特別な女性だけがなる病気ではないのです。
また、たいていの場合は、ウイルスは体内から自然に排除されるため、
感染は一過性。
ですが、ウイルスの感染が長期間続くと、
子宮頸部の細胞が変化して、
その一部が「がん化」すると言われています。
そして、「子宮頸がん」は、
発症の原因や、進行過程がほぼ解明されていて、予防ができる!
…というのは、きのうお話しした通り。
ですから、「ワクチンの接種」と「定期的な検診」をおススメします。
ワクチンは性経験前の女の子に打つと一番効果がありますが、
性経験のある大人の女性でも十分効果があります。
大人の女性はワクチンと検診の両方で、
しっかり「子宮頸がん」を予防しましょう。
自分自身のために、ご家族、パートナーのためにも、
真剣に考えてください。
そして、男性の皆さんも、この情報を大切な方に、
是非、伝えてあげてくださいね。
お伝えした「子宮頸がん」やその予防に関して
詳しい情報をお知りになりたい方、
ワクチンを接種できるお近くの病院を知りたい方は、
子宮頸がん情報サイト「allwomen.jp」にアクセスしてください。
あす23日とあさって24日オンエアの内容は、前田明日香さんのブログで紹介します。
投稿者:まるちゃん
at 23 :23| 日記